幼児教室と親塾の違い
今回は、我が子が幼児教室でどんなことをしてきたかです。
幼児教室では、
①ペーパー対策 国語 算数 理科的な内容
②制作 工作 絵画 粘土など制作系
③体操 まりつき 縄跳び 模倣運動
などを教えてもらいました。
何度も言いますけど、私は私立小学校進むなら、
必ず半年でもいいので幼児教室に通うことをおすすめします。
賢いご両親とお子さんなら、上の①〜③なぞ
ご家庭で教えることができると思います。
でもね、それって問題や課題ができるってことだけなんですよ。
幼児教室では、これらの課題を通して、集団での学びを叩き込まれます
以前、何も下準備なしで幼児教室に入られて、
3ヶ月で退塾された親子さんのお話を書きましたが、
集団の中で学びの訓練されてから小学校入学した子と、家庭でしか学んだことのない子では、差は歴然としています。
幼児教室は、入試に向けて…ではなく、入学に向けての下準備の場なのです。
ペーパー指導では、時間の区切りがあります。
机と椅子に座って、先生の合図に合わせて鉛筆をもって問題を解きます。
また講義では、挙手をして友達の前で自分の考えを発表したりします。
制作も制限時間内で作ります。
この、制限時間内って、トロいうちの娘さんみたいな子はネックなんですよ〜
容量のいい子は、さっさとテーマから自分の作りたいもの考えて、時間内に終わらせるんですけど、
トロいうちの娘は、一回も仕上がって帰ってきませんでした…
まあ、志望校に制作なかったから良かったんですけどね…
制作には、個別制作と集団制作があります。
集団制作は、6人ぐらいのグループになって、
一つの作品を作り上げます。
同じグループのお友達とのやり取り必須です。
6人でクレヨンは一つだけだったりします。
子供同士のやり取りをみてるんですね。
体操では、まりつき、縄跳び、平均台、マット運動があります。
運動神経いい子なら、なんてことなくできちゃいますよね〜
体操で大事なのは、
お友達が演技している間、
列を乱さず三角座りして、
静かに見て待っていられるか
です。
はい、ここ重要✨
運動神経抜群でも、フラフラしたり手遊びしたり
姿勢くずれたりする子はNGです。
そして、ペーパー、制作、運動以外で、
幼児教室に通うことで得られるとーっても大切なことがあります。
月一回の模試です。
はい、ここも重要✨✨
幼児教室の模試は、擬似入試です。
親も子も、入試本番で着る衣装を着て、持ち物も入試本番とおなじものを持っていきます。
いつもと同じお教室なのに、まったく緊張感が違います。いつもの先生は、入試の監督官という設定です。
入室時のご挨拶から本番設定です。
ご挨拶をしたら、待合室設定の教室へ、親子で向かいます。
待合室に入ると、いつものお友達がお受験ファッションに見を包み、親子でならんで静かに座って待っています。
もちろん、本番設定ですから私語厳禁。
姿勢が崩れたりしないよう注意しながら、
静かに塗り絵をしたり本を読んだりして待ちます。
そうそう、入試番号がかかれたゼッケンも渡されて、
自分で被って脇を蝶結びで結ぶ、なんてこともやらなければなりません
お時間がくると、先生がゼッッケン番号で呼び出しに来ます。
自分の番号で呼ばれたら、大きく返事をして
列に並びます。
ゼッッケン番号覚えてないと、お返事できなくて
減点です。
この一連の流れ…
事前に説明しておけばできるかな?ウインクと思いますけど、子供ってできないんですよ〜
3回ぐらい、この模試を受けて練習しても、できないことあるんですよ〜
やっぱり「普段と違う」と言うことは、
子供にとって、とても戸惑うことなんですね〜
幼児教室では、お受験の対策のひとつとして、
日常とは異なる緊張感を、
子供が知ることができる✨
これメッチャ大切です。