学校見学は学園祭で
思い切って、学校案内を取り寄せてみたら。
なんだかとても、理想的な環境…。
悩むよりはまず行動!
なんと、近々、学園祭があるではないですか…
これなら、いきなり本気の学校説明会より気楽だし、
何より娘も連れて行けて、とっても楽しそう…
これまた、インターネットで簡単に来校予約が取れました。
さて、いよいよ娘に説明です。
もし本当に、私立小学校に進学するなら、保育園のお友達とは全く違う進路をとることになります。
0歳から一緒のお友達と別れ、一人市外の学校に通うとなるなら、本人の気持ちも大事です。
お話するといっても、当時娘は3歳の年少さん…。
とりあえずは、『小学校のお祭りいくよ〜 』
とだけ伝えておいて、当日を迎えました。
娘はなんだかわからないながらも、お祭りと聞いて、興味はある様子です。
学園祭は小学校中学校高校、同日開催でした。
沢山の人が来ているのだろうし、お受験を意識しなくても遊びに行く感覚でもよいかと思いましたが、念の為服装は親子ともども紺色のワンピースにしておきました。フォーマル過ぎても浮いてしまうと思い、少し悩みました。
車で15分ほど走り、コインパーキングに止めます。
学校までの道はゾロゾロと在校生の親御さんらしき方や、中学生くらいの子もいます。
高校からの入学生も受け入れている学校なので、
きっと、高校受験の見学なのだろうな、と思いました。
続きます。
学校案内が届いたら
さて、思い切って資料請求してみたら…
わりとすぐに学校案内が届きました。
ポストから取り出すときは、ご近所さんに見られやしないかと、一人勝手にドキドキ…💓
我が家が小学校受験しようが、他所様はまったく興味ないのはわかってますが、母一人自意識過剰。
だって、旦那にすらお受験しようなんて話してないのに、学校案内届いちゃったんだもん…
ドキドキ
隅から隅まで読みました。
うん、やっぱり、ここいい。
昔ながらの古き良き日本が残る雰囲気。
昔ながらの良さを残しながら、情報や英語なども積極的に取り入れている。
私が何より気に入ったのは、6年間かけて、
とめ、はね、はらいといった日本語の書き方を、
とても大事に指導してくれるということ。
社会に出てから思うのですが、やっぱり美しい文字をかける人って、貴重ですよね。
パソコンの普及で、たしかに文字を書く機会って、
減っていますが、だからこそ実際に文字を書くときに美しい文字がかけると、光ると思うんです。
いくら仕事ができても、なんか読めない文字でメモ書き渡されたりすると、ちょっとガッカリしませんか?
字は人を表すと言うし…
ここの学校に通って、卒業する娘の姿を想像してみました。
あー、こんな子に育ってほしいな〜
学校案内を取り寄せたことで、校訓や授業内容、課外活動などを調べて、そう思える娘の姿が、見えてきたんですね。
これは、実際に学校に行ってみたいな…そう思うこともできました。
敷居が高く感じた私立小学校が、グッと身近に感じられたのは、学校案内のおかげでした✨
敷居が高い、小学校受験
さてさて、色々考えた末、自宅からバス一本で通えることが判明した私立小学校3校。
何度も言いますが、私も夫も生粋の公立育ち。
そして地元で聞こえてくる志望校(?)3校は、
やはりセレブな噂ばかり…
車は外車ばかりが校門に乗り付けられる、毎年寄付金が必要、親の職業は経営者か医者、弁護士だけ。
働く母なぞ存在しない…エトセトラ🧟
もっとも魅力に感じた一校は、実家のじーさんが子供の頃から存在する伝統校で、戦後まもなく小学生だったじーさん曰く、お供を連れて登校する別世界のお坊っちゃんお嬢ちゃんを、道の反対側から口開けてみていたそうな… 地元民からは今でも、そんな視線で見られている学校でした。
いやぁ、なんだかそんなお話聞いちゃうと、
敷居が高い高い…
でも、でもでも…
もう時代も変わったよね〜
ということで、まだ娘さん3歳だけと、
学校ホームページから資料請求ボタンをポチりしましまわ〜 ❤
心のハードル高かったけど、
インターネットのおかげて、
サラリと請求できました。
お受験しようか悩んでいる方、
とりあえず資料請求ポチりましょう。
ネットの世界は公平です。
庶民でも、ポチれるんです!
小学校受験受験を決心
公立小学校選択制をきっかけに、視野を広げるつもりで私立小学校もぼんやりと考え始めた母親。
長くなるので、他の理由を箇条書き書き出すと…
①娘に吃音がある
②バス一本で通える範囲に、私立小学校が3校あった!
③母のトラウマ
こんなところでしょうか…
①に関しては、娘は話し始めるのがとても早かったです。2歳のときにはたどたどしくも、会話で大人とやりとりできてました👄🎵
ところが2歳半を過ぎたあたりで、急に吃音が出始めて、保育園の先生からも指摘されました。
娘の吃音は、「あ、あ、あ、あのね…わわ、わたし…」
のような、初めの言葉が詰って出てこない、難発と言われる状態でした。
吃音は気にすると良くない、無理に治したりせず本人が話し終わるまで待ってあげる…でも、大人は待ってあげられても、保育園のお友達は待ってくれません。
もとから娘は3月生まれの、クラスでは一番の赤ちゃん扱い。
「娘ちゃんの言ってること、わからなーい!😡」
そういって、子どもたちから置いていかれてしまうんですね…😭
忘れもしないある日の風呂上がり、娘が私に話しかけようとしてうまく話せないときがありました。話せない悔しさから涙を流しながら、
「お、お話、ししししたいのに、お、お、お、おはなしできない…」
と、のたまう…😭もう、可愛そうで…
吃音は女子は発症3年で80%治る。でもそれは20%は残るということ。万が一、残るようなら、先生の目の行き届いた、整った環境で学ばせたい。これが理由の一つです。
②③ですが、実は、高校まで公立で育った母には、根深い公立不信がありました💀
世のお父さんお母さんは、まだまだ昭和生まれもいらっしゃると思いますが、昭和生まれの公立学校といえば、もうあれですよ。若き宮沢りえ主演の映画『僕らの七日間戦争』のような厳しい管理教育を受けられた方も多数いらっしゃるかと…。
母の卒業した公立小学校は、体罰の嵐でした。
5年生のときに、校内一番のオソロシイと噂の男性担任に受け持たれてから地獄でした。
手始めに同級生のTくんが、授業中に立ち歩いた(ゴミを捨てに行った🚮)のをきっかけに、突然切れまくる男性教師…。
雄叫びをあげながら分厚い出席簿をT君の喉仏に差し込んで壁ドンからの首締め💀
もう、驚いたのなんのって…クラス内の、
あ、オレ等卒業まで終わったな…感。🧟
んで、卒業までホントに終わったんですわ。
そして、この2年間の学校生活が、後々まで母のメンタルを巣食うです…
娘が3歳になったある夜、カワイイ寝顔を見ながら、あと数年で小学校だな〜❤☺と思っていたら、
ドッキドキ…
激しい動悸が…。
あの、辛く厳しい小学校生活を、もし娘が送ることになったら…
あ、無理。
公立とは縁切ろう。
だって私、先生が娘ちゃんになんかしたら、多分刺しちゃうわ。
結局は、これが一番の理由だと思ってます。
それでそのまま夜中にスマホで調べたら、バス一本で私立小学校行けると判明。
こんな流れで、母のみお受験を決意した次第です。
小学校受験する?
さて、小学校受験を意識したはじめの出来事…
様々な理由が複合して、結果お受験しようとおもったのですが、まず1つ目に、住んでいる地区が、学校選択制が取られていたということ。
これは、公立学校であっても、市内であれば希望を出して学区外の学校へ入学できるという制度です。
娘が年中さんのとき、地区の夏祭りがありました。
そこで、来年小学校へ上がる近所の年長さんのママたちが集まって、井戸端会議をしていたのですが、なにやら皆、厳しいお顔をされています…
知り合いのママさんもいたので、挨拶がてら話に混じっていたのですがなんと!
希望の公立小学校への入学のため、一時的に住所を移すとか!?🙀
我が市では、駅前の小学校が中学受験受験率が高く、レベルが高いという噂が流れており、毎年希望者多数。入学したら毎月母親の茶話会があり、ちょっとプチセレブチックな学校生活を送れると…?
仕事をしている身からしたら、毎月の茶話会などいやぁん、困っちゃう…😿な状況ですが、一部の幼稚園ママたちからすると、その状況は✨特別✨だったようです。
駅前にはタワーマンションがあり、そこそこ教育熱が高い地区なのですが、教員の移動やその年の学年のカラーで学校の雰囲気なんていくらでも変わるのに、倍率は何倍だった、親戚がいると入れるなどの噂…なんだかシラケてしまった自分がいました。
とはいえ、あそこの小学校がいい、あそこは荒れてるなどの噂を耳にすると、さすがにこちらも気になりまして…
あれ?でも、そんなに色々気にして調べて選ぶなら、公立小学校以外も視野に入れていいんじゃない?
これが最初の一歩でした。
小学校受験まで
さて、我が家の娘さんは我が家の、たった一人のお子さまとして生まれました。
母はフルタイムの仕事のため、娘さんは0才時からの保育園入園。
当時は1才時からの入園は厳しいと言われていたので、すんなり入園できるように意図的に育児休暇を半年で切り上げたところ、無事希望の保育園へ入園できました。
今では、0才時でもなかなか保育園入園は難しいかもしれませんね。
さてさて、私も仕事復帰し、夫は単身赴任してしまい、なかなかハードなワンオペ育児でした。
しかしながら福利厚生に恵まれた職場だったので、1歳になるまでは16:30上がりの時短がとれ、
1歳をすぎても17:00には必ず上がれる私の職場。本当に感謝しています。今でも。。
ご想像の通り、保育園児がお受験するのは稀な話です。
うちの保育園でも、もちろん同級生の中で小学校お受験したのはうちの娘さんぐらいでした。
我が家はセレブでもなく、父も母ももちろん公立育ち。通っている保育園は、皆一様におなじ公立の小学校へかよいます。それなのに何故、小学校受験を思い立ったのか?
お受験を決意するまでの、親の「お受験志望動機』について、次回書きたいと思います。
初めに。
我が家の家族構成をご紹介。
会社員の父ちゃんと、会社員の母ちゃん、おしりプリプリの甘えん坊の娘さん小学4年生。
と、娘が小学校入学後に出会った運命のにゃんこ🐈の三人+1匹の、一般家庭です。
さて、うちの娘さんですが、実は数年前に小学校受験を経験し無事に合格。
現在楽しく通学中です。そして、付属中学高校があるにも関わらず、一応中学受験も念頭に日能研在学中。
このブログではそんな娘さんの受験話&中学受験勉強を中心に、日々の備忘録として綴っていきたいとおもいます。