✿小学校受験✿うちの娘のお受験記録。。

正社員共働き夫婦の一人っ子娘。2017年小学校受験→第1希望合格。セレブではない一般家庭が経

お受験塾の様子

さて、前回はお受験塾の授業料についてでした。

 


今回は、授業料には載っていない!

お受験塾とはどんなところかです。

 


まず、授業時の服装について。

 


我がお教室は、服装は自由でした。

ただ、お受験のための塾ですし、お勉強をするところなので、みなさん通常も服装には気をつけていたと思います。

 


派手派手ピンクの女子はおらず。

やはり、襟付きシャツを、プリーツスカートにin。

 


男子も襟付きのシャツに長ズボン、膝丈ズボン。

男子も女子も、色味はベージュやグレー、紺色でした。

 

 

 

お受験塾は、子供だけでなく親も指導するところ。

小学校受験家庭にふさわしい親であるように、親も注意されます。

 


ちなみに私は、硬めの職場なものでして、

黒髪+眼鏡でございます。

いつも疲れているので顔色悪し。

高齢出産で年齢高め。

 

 


 

はい、ベテラン教育ママ風ですから😅

手厳しいコメントは頂いたことはございません。

 


ただ、毎週左ハンドルベンツに乗ってきてた、

不動産屋の若奥様(20代)は、茶髪+マツゲエクステ+ピンヒールだったんですけど、

メイク濃すぎで下品だって、ハッキリ言われてました。

まあ、もうちょっと場の空気読んだ服装でくればいいのにな〜とも思いましたけどね…

 


いわゆる、オフィスカジュアルコーデで、メインカラーが紺色なら問題ないとおもいます。

 


ここポイント。

お受験カラーは紺色です。

黒✖ グレー✖ です。

紺色は、入学してからも使うから、

春夏秋冬物で持っていていオッケーですよ。

 

小学校受験する、娘の気持ち。

さて、今回は受験生本人である娘の話です。

 


年少さんの秋に学園祭に遊びに行って以来、

私は娘に、小学校について折に触れて話していました。

 


保育園を卒業したら、小学校に行くこと。

小学校は保育園と違って、住んでいるところによって

行ける学校がことなること。

 


娘ちゃんだったら〇〇小学校になること。

 


うんうんと娘はうなづきます。

 


「でもね、小学校にも色々あって、住んでいる所ごとに決められていく小学校と、自分で選んで行ける小学校があるんだよ」

 


「自分の好きなところに行けないの?」

 


「住んでいるところで決められてるから、娘ちゃんだったら〇〇小学校なんだよ」

 

 

「そうなんだぁ〜」

 

 

「でもね、娘ちゃん、お祭りいった学校覚えている?」

 

 

「覚えてるよ〜」

 


「ああゆう学校にもテスト受けて合格できたら通えるんだよ」

 

 

「そうなの?」

 

 

「そう。でもお勉強する塾行って、テスト受けて、オッケーですよって言われないと行けないんだよ。

娘ちゃんがもし行きたいなら、教えてね」

 

 

「わかった〜ママ、ありがとう〜」

 

 

こんな話を数回繰り返しました。

そして…年中の夏に、

 


「お祭りの学校で、お試し1年生があるって!

行ってみる?」

 

 

「イクーッ!」

 

 

で、保育園の夏祭り休んで授業体験に連れてゆきました。

夏祭り行きたい〜、言っていたんだけどね…

なんとかついて来てくれましたよ…

 


でも!結果、これが娘にとってよかったのです ✨

 


授業体験会、凄くよかったのです。

 


まず、受付すると(もちろん事前予約制です)

スタンプラリーのカードがもらえます。

 


教室ごとに体験授業が組まれていて、

クリアするとスタンプがもらえます。

 


毎年、体験授業のテーマが決められていて、

娘が行った年はディズニーのキャラを探せ!

というテーマでした。

キャラに扮した先生が隠れていて、体験授業中に時々現れて驚かして来ます。

 


娘は固まってましたが…

 


体験授業の内容は、折り紙で作品を作ったり、

ターザンロープを楽しんだり、パソコンでカレンダーを作ったりしました。

 


所々て、中等部の学生さんが手伝ってくれており、

プールではビート板に娘を載せて引っ張ってくれます。

 


みなさん、保護者にも穏やかに挨拶してくれました。

 


ああ〜、こんな娘にそだってほしいなぁ〜❤☺

 


この校風、これが私は大好きになってしまったのです。

 


そしてそれは、授業体験を経て

娘にも伝わったようでした。

 


「ママ、娘ちゃん、小学校はここに行きたい。凄く楽しかった。ここなら毎日勉強してもいいよ!」

 

 

「そうなの…じゃあ、お勉強しないといけないよ、塾に行ける?」

 

 

「行くしかないでしょう」

 

 

こうして娘は、自らお受験生になったのでした…

(まあ、かなり親がレールに載せてますが)

 


実際に学校に通って、6年間を過ごすのは子供本人です。

親から、大人からみて良い学校でも、

子供によっては合わないかもしれません。

 


小さいからといって、分からないだろうからと、子供に説明する手間を省いてはいけません。

授業体験など、実際に子供が学校を知ることができるチャンスには、どんどんチャレンジしてみましょう。

子供はきちんと、自分の道をえらびますよ。

 


お受験は、低年齢の子たちの戦いです。

将来、物心ついたときに、

親に勝手にやらされた〜!

凄くいやだった〜!

なんて、言われたくないですよね…

 

お受験塾にかかる費用

さて、前回、大体うちはこんな感じでおカネ回してますよ〜と、ぶっちゃけました。

 


今回はお受験塾についてです。

 


我が家のお金の流れとしては、

保育料60000円が全ての基準です。

 


保育料月額60000円→年少さんになると27000円に保育料が減る→差額33000円

 


この33000円で、お受験塾通いました。

プラス10000円くらいはしましたけど…

そのへんは雑費を抑えて!

 


お受験塾は、いくつか回りました。

先生も優しくて、楽しくて、合格率もいいお教室ありました。

 


いや〜、月10万ですね〜 お月謝が…

 


我が家が、目指す小学校は、ほぼ全入ですので、

そこまで費用をかける必要はありません。

(ほぼ全入なら、自宅で対策すれば?と、思うでしょうが、そこはお受験ならではのカラクリがあるのです)

 


で、希望校コースがあって、月々40000円弱のお教室見学行って、悪くなかったので入りました。

 


まず選んだ基準は、希望の学校に近い塾です。

 


学校のお膝元ですから、一般的に知られていない学校の内情もしれるでしょうし、また学校周辺の地理に、

娘をなれさせたいという考えからでした。

 


お塾の行き帰りに学校の前も通ります。

通う道も、通学路と一緒です。

 


入学前から学校の地域に慣れ親しむことで、

入学後の遠方への通学に対する娘の不安を少しでも減らそうとかんがえました。

 


また学校別コースがあるお受験塾を選ぶことで、

入学前にお友達やママ友をつくっておいて、

入学後、娘もひとりぽっちにならないようにしようと考えました。知り合いを作っておいて、入学前の情報交換も大切ですものね ⭐

 


こうして選んだお受験塾Tは、月々4万円で、

ペーパー対策も工作も、体操も見てくれる、

一見してとてもリーズナブルなお塾でした✨

 


ただ。季節ごとの講習は、別料金でした。

 


年中さんの秋から入会して、冬と春の講習は、

大体10万円弱。

夏期講習からは本気だしてきまして、

フル講座とると、45万円でした。

 


娘の希望校は、難関校ではありません。

夏期講習をフルで受講しなくても、十分な気がしたので、

仕事が休めないといって、

先生がキレない程度の半分のコマ数受講でごまかしました。

それでも20万円なり〜💸

 


あちらも商売ですから、不要な講座もガンガン勧めてきます。

あまりに詰め込むと、子供もお受験前に頑張りすぎて疲れてしまいますし、受験勉強のピークは、お受験本番に持ってこなければなりませんから。

超人気校を狙うのでなければ、

親が取捨選択しても良いと思います。

 


ちなみにリーズナブルな娘のお受験塾は、

超スパルタでした。

毎回、おばあちゃん先生が

その日にできた子とできなかった子を、親の前で名指ししてました。

 


だから、いつでも少数人数だったのですね〜

 


でも、子供たちは先生が好きだと言ってました。

子供に対する接し方は、やはりプロだったのでしょうね〜

 

 

 

小学校受験家庭の世帯年収告白

さて、今回は我が家の年収をバラします。

 


恥ずかしいです、けっこう思い切ります 💦

 


でも、きっとお受験しようかな〜と悩んでいる方、

私立小学校に進学させたいけど、どれくらいかかるのか知りたい方、沢山いるかと思います。

 


かつての私もそうでした…

 


ぜひ、参考にしていただけたらと思います。

 


手取り給与 

パパさん 29万

ママさん 24万

合計 54万

 


以下、娘さん入学後のある月の家計簿から固定費


住宅ローン 120000

保険 75000 積立

学童保育料 55000

習い事 13000 …スイミングと楽器

新聞 3000

ネット 8000

携帯電話 12000 位…3人分

パパお小遣い 50000位

上下水道 10000位

クレジット支払 50000〜(光熱費含)


固定費合計 396000〜

 


そうすると、残りが144000くらい。

毎月大体この残りで食費、外食、レジャー、

財布から出す現金分として使ってまーす。

 


あれ? あれれ?

学校の…授業料は?

 


娘の私立小学校の授業料は、毎月に換算すると、

ひと月47000円くらいです。

 


あれ? あれれれれ??

 


ひと月60000円払っていた、

0歳1歳2歳の保育料の方が高い〜

 


そうなんですよ、この保育料払って生活できていたから、私立小学校も行けるかな?と思いました〜

 


大学卒業まで保育園通ってたと思えば、いいんじゃない?

 


このよくわからない説明で、夫は納得しました。

 


で、学校の授業料のひねり出し方なんですが、

我が家はローンはボーナス払い組んでないので、

お受験決めてからボーナスせっせと貯めまして、

入学までに小学校3年分くらい学費貯めました。

 


あとは、ちょこちょこ私のボーナスから娘の学費口座に入金してます。

 


あと、学童費高いでしょ?

もう、これは誤算でした。

公立の学童は私立の子はやっぱり入りにくいし、

学校から学童までが、行きづらかったりして、

結局学校近くの民間学童入れました。

 


民間学童高い!!!

授業料より高い!!!

でも、手厚くてよかった!!!

学習習慣ついた!!!!

 


学年上がったら、学童行かないで一人で帰ってきて家でネットフリックスみてますよ。

学童代も数年間、頑張るのみです。

 


この学校行ってよかった✨

楽しい

自分の子供も、同じ学校に入れるんだ〜 ✨

 


そう娘が言ってくれるから、

✨私、どんなに辛くても正社員で働きます✨

そこのお母さん、

あなたもバリ糞働きましょうよ。

先立つものがあれば、家族みんなで色々な選択肢選べますよ。

 


 

小学校受験を夫に打診する

さて、前回お伝えしたように、夫はお受験とは

全く無縁な人生を送っておりました。

(まあ、母親である私も、同じなのですが)

 


きっと、どこのご家庭でも、母親がお受験しようと思っても、通学の不安や費用の面などから、

他の家族に反対されることも多いと思います。

 


うちの夫はとても口下手だし、聞き下手。

つらつら口で説明しても、めんどくさがって

ろくに聞いてくれません。

 


そこで!

父親対象に開かれていた、夜間の学校説明会に、

了解もとらずに予約をいれてしまいました!

 


ええ〜?

と面倒くさそうな夫でしたが、

 


一回でいいから、まずは見に行ってみて!

一回見て、それからお受験するか考えよ! ✨

 


でも…スーツだけは着ていってね❤

 


そうして、当日車に乗せて、

校門の前に置いてきました

 


もっと嫌がるかと思いましたが、そこは父親です。

かわいい我が子のために、渋々行ってくれました。

 


そして、数時間後、無事に帰宅。

 


「すげ〜よかったわ〜。教室もキレイだし、冷暖房完備だし、宿泊学習とかイベントたくさんあって楽しそうだわ〜 あんな学校だったら、毎日行きたくなるわ〜」

 


すっかり乗り気になって帰ってきました!

 


数名のお父さんたちとグループになって、先生のお話を伺う会だったようですが、みなさんフランクで

先生も「こんな場じゃなかったら、🍺でもお出ししたいところなんですけどね 」

と、とても気さくだったそうです。

 


学校の良さは、実際にみるとよくわかります。

通学の不安や費用の心配もあるかと思いますが、

実際に学校の良さが理解できると、

心配だからお受験辞めよう、という気持ちより、どう頑張ったらここの学校に通えるかな?と、

受験に対する心構えが生まれました。

 


ちなみにうちの夫のお受験賛成決定打は、教室にエアコンが入っていることでした。

自分が小学生の頃、学校は石炭ストーブ使用で、

煙で目が痛すぎたからだそうです…。

 

小学校受験家庭の父親像

母の策略と、学園祭のステキパワーで2%くらい

お受験に乗り気になった娘ちゃん

 


さて、次のステージのボスは…

 


お受験と対極の立ち位置にいる夫さんです。

 


ここで夫を紹介。

 


・出身は北国。

 

・幼い頃は隣の家まで5キロの生活を経験。

 

・小学校を3回転校

 学年7名の分校→そこそこの中規模校→マンモス校

 

・地元中学に進学。

 家が貧しくなり、危うく給食費免除になるところ   だった。

 

・市内の公立高校に進学

 交通費浮かせるため、片道15キロ(往復30キロ)

 チャリンコ通学する。

 

・高校卒業後、大学進学を目指して県内大都市で

 新聞奨学生をしながら浪人生活。

 冬場、積雪で配達中にバイク転倒。

 配達が遅れたと顧客のジイさんに怒鳴られ、

 初めて他人に殺意を覚える。

 

・なかなか辛い新聞奨学生生活、学業よりも

 繁華街でのナンパ技術を磨く。

 

・ナンパ技術向上。彼女までできちゃったけど、

 二浪めに突入したため実家に回収され宅浪生活。

 座右の銘は「宅浪なめるな」

 

・大学入学。経済学部に進む

 が、後にクレジットカードで失敗する。

 

・飲み会に全力投球する。

 仕送り3日前に無一文になり、水飲みで暮ら日々。

 真のデトックスを体感する。

 (水飲み生活3日過ぎると、3日目に大量の汚物が体からでるらしい。)

 

・某ファミレスで店長代用バイトとして勤務。

 働きすぎて親の扶養を抜けそうになる。

 そのまま2回留年する。

 

・正規ルートより、およそ四年遅れて卒業、就職。

 よく大学院卒(博士課程)と間違えられる。

 

・卒業2年足らずで都内で店舗をまかされる。

 仕事一筋で、出会いなし。

 座右の銘「来世で結婚します」

 

・ある夜、店舗入口がまばゆい光に包まれ、

 一人の女性客が来店する。←私。

 その時のお言葉「後光がさしていた」

 


その後、結婚しました。

 


どうでしょうか。

医者でも弁護士でも社長でもない、

ノン・セレブですけど、

親子面接パスしてお受験合格しましたよ〜

 


親の職業が、受験に左右するこはないと思ってます。



 

 

 

娘も楽しかった学園祭

校門で名前を書くと、来校者バッジをもらい、まず小学校の校舎を見にゆきました。

 


小学校の校舎では、学園祭に合わせて作品展が開かれていました。

 


まず目に入ったのが、学年全員の書道です。

1年生、2年生は硬筆で、3年生からは毛筆です。

さすがの高学年は、大人顔負けの筆遣いです。

 


作品もさることながら、教室の様子もよく見ることができました。

 


日当たりよく、冷暖房完備。

低学年は1クラス20名ほどですが、教室の面積が広くとられています。

黒板も上げ下げできてとても見やすそう。

木目を基調とした作りの校舎で、温かみがあります。

明るくて、とても健康的。

手洗い場もトイレも、とてもきれいで、日頃子どもたちが綺麗に使っていることが伝わってきます。

 


校庭は低学年用と中学年、高学年とわけて作られています。体の大きな高学年は、遠慮をなく運動できるし、低学年は安心して休み時間外遊びできます。

 


どんな環境で過ごしているのか。

子供のことを大切に考えて作った校舎なのか。

実際にみてよくわかりました。

 


娘は校庭で行われていた、高校生のくじ引きに3回も並んでいました。くじの箱に手が届かないので、男子生徒さんが3回とも抱っこして引かせてくれました。

みなとても優しくて、挨拶もしてくれます。

 


こんな子達に、育ってほしいなぁと思いました。

 


また学園祭では、進学相談もやっていました。

私は伺わなかったのですが、チラホラ先生に話を聞いている親御さんもいらっしゃいました。

 


ワンちゃんの風船も買ってもらい、ご機嫌のむすめに帰路たずねてみました。

 


私「おうちから遠いいけど、楽しい学校だったねぇ〜。娘ちゃん、こんな小学校もあるんだよ」

 


娘「うん、娘ちゃんここにするわ。」

 


私「そうか〜。でもね、ここの小学校は保育園のみんなは行かないんだよ。娘ちゃん一人で行くんだよ。

 あと、お勉強しないと行けない学校なんだよ」

 


娘「…ふう〜ん…でも、娘ちゃん、こういう学校がいい

なぁ 」

 


娘の頭の中に、印象は残ったようでした。