小学校受験する、娘の気持ち。
さて、今回は受験生本人である娘の話です。
年少さんの秋に学園祭に遊びに行って以来、
私は娘に、小学校について折に触れて話していました。
保育園を卒業したら、小学校に行くこと。
小学校は保育園と違って、住んでいるところによって
行ける学校がことなること。
娘ちゃんだったら〇〇小学校になること。
うんうんと娘はうなづきます。
「でもね、小学校にも色々あって、住んでいる所ごとに決められていく小学校と、自分で選んで行ける小学校があるんだよ」
「自分の好きなところに行けないの?」
「住んでいるところで決められてるから、娘ちゃんだったら〇〇小学校なんだよ」
「そうなんだぁ〜」
「でもね、娘ちゃん、お祭りいった学校覚えている?」
「覚えてるよ〜」
「ああゆう学校にもテスト受けて合格できたら通えるんだよ」
「そうなの?」
「そう。でもお勉強する塾行って、テスト受けて、オッケーですよって言われないと行けないんだよ。
娘ちゃんがもし行きたいなら、教えてね」
「わかった〜ママ、ありがとう〜」
こんな話を数回繰り返しました。
そして…年中の夏に、
「お祭りの学校で、お試し1年生があるって!
行ってみる?」
「イクーッ!」
で、保育園の夏祭り休んで授業体験に連れてゆきました。
夏祭り行きたい〜、言っていたんだけどね…
なんとかついて来てくれましたよ…
でも!結果、これが娘にとってよかったのです ✨
授業体験会、凄くよかったのです。
まず、受付すると(もちろん事前予約制です)
スタンプラリーのカードがもらえます。
教室ごとに体験授業が組まれていて、
クリアするとスタンプがもらえます。
毎年、体験授業のテーマが決められていて、
娘が行った年はディズニーのキャラを探せ!
というテーマでした。
キャラに扮した先生が隠れていて、体験授業中に時々現れて驚かして来ます。
娘は固まってましたが…
体験授業の内容は、折り紙で作品を作ったり、
ターザンロープを楽しんだり、パソコンでカレンダーを作ったりしました。
所々て、中等部の学生さんが手伝ってくれており、
プールではビート板に娘を載せて引っ張ってくれます。
みなさん、保護者にも穏やかに挨拶してくれました。
ああ〜、こんな娘にそだってほしいなぁ〜❤☺
この校風、これが私は大好きになってしまったのです。
そしてそれは、授業体験を経て
娘にも伝わったようでした。
「ママ、娘ちゃん、小学校はここに行きたい。凄く楽しかった。ここなら毎日勉強してもいいよ!」
「そうなの…じゃあ、お勉強しないといけないよ、塾に行ける?」
「行くしかないでしょう」
こうして娘は、自らお受験生になったのでした…
(まあ、かなり親がレールに載せてますが)
実際に学校に通って、6年間を過ごすのは子供本人です。
親から、大人からみて良い学校でも、
子供によっては合わないかもしれません。
小さいからといって、分からないだろうからと、子供に説明する手間を省いてはいけません。
授業体験など、実際に子供が学校を知ることができるチャンスには、どんどんチャレンジしてみましょう。
子供はきちんと、自分の道をえらびますよ。
お受験は、低年齢の子たちの戦いです。
将来、物心ついたときに、
親に勝手にやらされた〜!
凄くいやだった〜!
なんて、言われたくないですよね…